
絵:静岡県立富士宮東高等学校2年 飯野葉月
大好きな海を守るために
焼津市立豊田小学校5年 平岩 心華
海がよくみえる小さな家にマリンという少女が住んでいました。マリンは小さい頃から家の前に青々と広がるきれいな海が大好きで、学校がある日も帰ってきたらすぐに海へ向かいます。
ある日、マリンはいつものように海で遊んでいたのですが、砂浜にある物が落ちているのが目にうつりました。それはカラフルな硬いものでした。マリンはそれをポケットに入れ家に帰りお母さんにこれがなんなのかを聞いてみました。その答えを聞いてマリンはとてもびっくりしました。だってそれは海に流れ込んだプラスチックごみだといったのです。これが、ゴミ?とまだ分かっていないようなマリンにお母さんは話し出しました。
「これは人間が出したゴミが川などから海へ流れ込み、海にすむ魚たちがこれらを食べてしまったり、海が汚くなってきてしまっているのよ。マリンが持ってきたのは、マイクロプラスチックという物で、これも海の汚染問題になっているの。」
と。マリンはマイクロプラスチックを見つめました。海がかわいそう…だけど思っているだけじゃ何も変わらないよね。きっと自分にもできることがあるはず。マリンはさっそく解決策を調べ始めました。
マリンは海を守るために、まずはこの三つを自分の目標にしました。エコバッグを使う、ビーチクリーンなどに協力する、ポイ捨てをしない、です。できるだけゴミを出さないようにすればきっと海に流れ込むゴミの量も減るはず‼それからマリンは買い物をする時にはかならずエコバッグを持ち、ビーチクリーンにも毎回参加して、ポイ捨てのことを呼びかけるなど、きれいな海を取り戻したいという思いで積極的に取り組みました。でもそんな時、マリンは疑問に思うことがありました。私一人がこんなに気を付けたところで海はきれいになる?そう思ったマリンはまず身近なところから広めることにし、学校の先生に今やっていることを伝えてみました。そうしたポスターをはらせてもらったり放送で全校に話したりもしました。そうやってマリンの思いを全校に広めることができ、みんな協力してくれるようになりました。最近ビーチクリーンで学校の子をよく見かけます。そんなみんなの行動を見て、仲間が増えたことをとてもうれしく思いました。今日の波はいつもより元気で嬉しそうに波打っています。
こんな風に一人一人が海のことを想って行動すればこの思いは世界中に広がる。そしてきっとエメラルドグリーンにかがやくきれいな海が世界中に広がる。そんな未来を目指してマリンは今日も買い物に行きます。みなさんも海を守る活動をしてみませんか?