【入選】本当に地球は青いのか

中学生の部

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絵:静岡県立富士宮東高等学校2年 野田明路

本当に地球は青いのか

富士市立吉原第三中学校3年 山本 絆奈

地球は青かった。宇宙飛行士のユーリイ・ガガリーン氏は一九六一年にこの言葉を残した。それから六十三年たち、今がある。今は環境問題が広がり、エコ活動に取り組むようになった。その六十三年の間に何があったのだろうか。

この六十三年の間に環境汚染が原因で数が減少する動物が増え、たくさんの動物が絶滅危惧種に登録された。一九七〇年にホッキョクグマが登録され、二〇〇七年にジャイアントパンダが登録された。ホッキョクグマは地球温暖化や北極圏の環境悪化などの影響を主に受け、数が減少した。地球温暖化は私たちが感じている暑さから身近に感じられるだろう。その暑さにより氷が溶け始めるため、ホッキョクグマは氷原から陸地に早く移動しなければならない。そのため、狩りができる時間が短くなり、脂肪量が少なくなってしまうのだ。また、生活する中で出る有害物質が川から海へ、北極圏まで流れてしまう。その有害物質を取り込んだ魚などをホッキョクグマが食べてしまい、免疫力低下や発育不良を齎すこともあるのだ。ジャイアントパンダは森林伐採により、住処を奪われてしまったり、人が狩猟をしたりして数が減少してしまった。すべての原因がこの六十三年の間にあったというわけではない。その前からの環境汚染や狩猟などが重なり、今の状態があるといえる。

私たちは長い間、自然を壊している。私たちが日々過ごす中で自然を壊しているなど感じることは少ないと思う。けれども、その普通に過ごしている一日一日が地球を壊しているのだろう。壊し続けている地球をよくしていき、元に戻すためにも二〇一五年にSDGsが採択された。自然環境を守ることにつながる項目があり、地球を守るという目標が多くなった。

しかし、この六十三年間にたくさんの動物たちが絶滅危惧種に登録されたことは確かだ。動物も自然も守りきることができなかった。今の地球は本当に青いのか。汚染物質で塗られた汚い色をしているのではないか。今は青かったとしても未来はわからない。地球を壊すことは人にしかできなく、また守ることも人にしかできない。

美しい自然であふれた綺麗な青色をした地球を守り、維持できるように私たちは行動しなければならない。CO2削減のために車やエアコンを使わないということは難しい、そのため、ごみの分別をしたり、節電・節水をしたりと小さなエコ活動を毎日続けることが大切だ。私たちにできることは限られているが、少しでも地球を守ることにつながる行動を百年単位いや、千年単位で続けるしかない。青い地球を守るために。