
絵:常葉大学造形学部2年 望月葵生
地球の危機
静岡雙葉中学校3年 松嵜 香乃
雨が急にザーッと降ってきた。傘をさしても役に立たず、びしょぬれの私は急いで家に向かった。全身を大きなタオルで拭き、濡れた制服をハンガーにかけて着がえを済ませた。テレビをつけると、住んでいる地域に真っ赤な線状降水帯が連なっている様子を観て、大声で母を呼んだ。間もなくして目の前が白くなるほどの大雨が降り出した。母は、
「温暖化で気候も変わり、急な強い雨が増えるから災害のことも考えないといけないね。」
と言った。
私たちの体の三分の二が水分で、体の中をめぐり保っている。地球の表面も三分の二は水、海、川、湖からなり、そのような惑星は太陽系の中では地球だけ。水のおかげで植物も動物も人間も生きていける。しかし、四十六億年前、誕生したばかりの地球には水はなく、表面が数千度以上の高温だったため、水蒸気が発生したことや宇宙から水分を含んだ無数の小惑星が飛んできて、ぶつかった時にもたらされたと聞いた。現在は水の循環を変化させ、地球規模で極端な高温や大雨、乾燥などを発生させ地球温暖化をはやめていることを真剣に考えなくてはいけなくなった。気温が上がり空気中に含まれる水蒸気の量が増え、海水温が上昇した海水は次々雨雲を発生させ、特定の地域では激しい雨が降る。近年の豪雨も海水温の上昇が原因とされている。温暖化が進むと、大雨の回数も増えていく。赤道近くの暖かい海で生まれた低気圧は太陽の光で温められ、大量の水蒸気を含んで上昇し発達させ、スーパー台風となる。人為的災害を起こさないためにも温暖化を考えて行動することが必要だが、朝起きて学校生活の中で私一人が頑張っていては何もならず、友達、日本、世界の皆に協力や認識を深めてもらいたい。パリ協定のように二酸化炭素の削減目標を掲げても具体的な行動として、子供から大人まで当たり前のように節約したり、食品ロスを削減し、マイ箸、エコバッグなどのゴミ削減に務めることが当たり前にならなければいけない。地球温暖化は全ての国に影響を与える。国が協力して対策に努めなければならない。二酸化炭素上昇、温室効果ガスを沢山出しているのは豊かな国。社会の進化、発展に多くの知識、技術を持っているのだから二酸化炭素削減になるシステムができるだろう。人間の生活への富を考えるのは一度やめて、地球規模で本気で考えたい。
祖父はしっかり焼いた魚は胃まで食べ、祖母は残った少量のゴミは畑に入れる。土にしっかり栄養が入り、畑の野菜は元気においしいものとなる。雨水がたまれば暑い日に水をまき、涼をとる。地球を私達の生活の場としてお借りしていると思いながら生活しても良いだろう。能登の地震、台風十号の豪雨災害は私達人間に向けての忠告のように聞こえてくる。