
絵:静岡県立富士宮東高等学校2年 小林葵
地球さんのおそうしき
富士宮市立富士宮第一中学校3年 島田 結愛
みんなまっくろな服を着て、涙を流している。火星さんや月さんもいる。ぼくは、二人のもとへ走っていった。
「こんにちは!」
ぼくがそう言うと、二人はなにかをふくようなしぐさをした後、優しい声で、
「こんにちは。」
と言ってくれた。ぼくは小さないんせき。本当は地球さんに会いに行くために生まれたけど、地球さんは「ニンゲン」っていう動物たちに殺されちゃって、会えなかったんだ。
「いんせきくん、ひとりで大丈夫?」
って月さんに言われて、すぐに
「うん、だいじょうぶ。」
と言った。もっとお話したかったけど、月さんはいそいでいるみたいだったから。
ぼくはトイレに行きたくなって、トイレへ向かった。そうしたら、月さんがおまわりさ
んと話しているのが見えて、どうしても気になっちゃってこっそり壁にかくれた。
「地球はニンゲンに殺されたんですよね?」
「はい。詳しいことはわかりませんが…。」
「どうして!何も悪くないのに!」
月さんの大きな声が少し怖かった。
「地球さんはニンゲンが行ったいろんな行動のせいで亡くなりました。急に体温が上がりはじめたときがあったんです。そのときにニンゲンを厳しく罰していればこんなことにはならなかったかもしれない…。」
そのおまわりさんの声はとても苦しそうだった。そして、おこっているようにきこえた。
ニンゲンはどうして地球さんを殺したのだろう。地球さんはとても美しくて、動物や植物を大切にしていて優しかったのに。ぼくは地球さんのおそうしきの間、ずっともやもやしていた。』
人間のみなさん、これはもしかしたらこれから起こるかもしれないおはなしです。悪いと知っていてポイ捨てをしますか?美しい木たちを切りますか?きっと、本当に地球が死んでしまうとき、私達はこう言います。
「そんなつもりじゃなかった。」
「まさか死ぬなんて思わなかった。」
そう言うのなら、今から行動するべきです。はじめは一人でも一人が二人に、二人が四人に、四人が八人に…というふうに少しずつ増えていくはずです。そうやって私達人間が、「殺星犯」になってしまうのを防いでいって地球を守っていきませんか?今、これを読んで下さっているあなたは、一緒に守ってくれますか?